牡蠣の生産方法について

海遊では、「中層延縄養殖法」という独自の養殖方法で生産しております。

水深の深い雄勝湾に適していて、菌が多く生息する海の上層部ではなく、中層での養殖が可能です。

(他の養殖方法では、海の上層部で養殖されている。)

水深2m程の海面下に桁網を張られるように浮き玉で調整しそこからさらに下げ綱を長さを調整して水深5m以上、下に牡蠣の幼生が付着した原盤を吊り下げる方法です。

牡蠣の原盤に、海表面の動揺が直接影響しにくく、脱落するのを防いでいます。

この養殖方法は、常に牡蠣の浮き球の状況確認をしなければならず、手間が掛かります。しかし、イカダ式養殖法に比べ台風や高波などの災害にも強く、成長・収穫量が良好で、年間を通じて安定した供給量が確保できます。

生産の様子

水面から見た様子

牡蠣の水揚げ

籠入れ作業

牡蠣



出荷までの流れ

■生産…牡蠣やホヤは上記に記載のある「中層はえ縄式」で大きくなるまで毎日管理を続けます。

 

■水揚げ…サイズなどの商品の企画に合わせ順次水揚げをします。海遊では牡蠣やホヤなど通年出荷ができるように毎日水揚げしております。

 

■清掃/浄化…水揚げされた牡蠣やホヤ、ムール貝は泥や付着物を取り除き、滅菌海水の入った浄化プールに決められた時間入れられます。

 

■検査…海遊の牡蠣は週3回ノロウイルス検査と食品検査を行い検査基準をクリアした牡蠣のみを出荷しておりますので、安心!

 

■選別…機械での重さによる選別を行い、更に人の手により殻が割れていたり、中身の異常を見つけ取り除きます。

 

■加工…蒸し牡蠣や蒸しホヤ、むきホヤなどの加工を同じ工場で鮮度を保ったまま行っております。